漫画紹介「アイシールド21」天才と凡人 才能の壁
こんにちは!
本日は…
「アイシールド21」を紹介したいと思います!
原作:稲垣理一郎、作画:村田雄介による週刊少年ジャンプで連載された、アメリカンフットボールを題材にした青春漫画
「才能の壁」をテーマとして挑み続ける者、心折れる者、最初から諦める者たち「凡人・敗者」の心理まで深く描いた名作です!!
内容は…
いつも不良にパシリとして走らされていた高校生、小早川セナは走っている最中、蛭魔妖一に目を付けられます。類まれない走りの才能を見出され、個性的な仲間と共にアメフトの世界に入り込んでいきます。
漫画ですが熱く、ワクワクさせてくれて泣けるし、学べるし、面白いしで最高です!
今回はアイシールド21から学べるポイントを2つ紹介します!
①凡人の努力は、天才を超えれる?
努力をすれば天才を超えれるか、この漫画の答えは「NO」です。
この作品ではまさにそのシビアな葛藤が描かれており、努力だけではどうにもならないことをよく示しています。
そして同時に、才能だけではどうにもならないことも示しています。
その代表的なシーンが、ヒル魔が阿含とランをする時に放つ「0.1秒縮めるのに1年かかった」というセリフです。
誰も敵わない天才の阿含は努力を怠っており、それでもなお才能だけで戦い抜けるほどの強さを持っています。
一方ヒル魔はどう足掻いても阿含に勝つ才能を持っていないにも関わらず、奇策を用いた最後のランで、1年かけてようやく縮めた、たった0.1秒で勝利することができます。
勿論、ヒル魔が阿含に勝ってるというわけではなく、奇策なしでは、身体的に平凡なヒル魔は阿含にどう足掻いても勝つことはできない才能の差があります。
だからこそ!、どう足掻いても勝てない相手に、努力でたった一度の勝利を掴む。
その努力の貪欲さがたまらなくカッコイイです!
②努力の意味は??
そしてこの作品には、天才でありながら貪欲に努力をする進というキャラクターが存在します。
努力する天才に勝てるわけがないと腐るキャラクターも沢山います。そして同じ考えを持っている人もいることでしょう。
しかし、その努力は何のためにしているのか。ただ天才に勝つためだけにしているのか。
どんなに努力しても自分より上の相手がいるからと、努力を無意味にしているのではないか。という事に気づかせてくれます。
登場人物の一人である桜庭は、作中にて進に対し、「勤勉な天才に凡人はどうやったら敵う」という発言をしています。
進は天才である上に努力をし、積み立て、それに見合った成果を出しています。
そして桜庭はいつもその下にいるのです。
しかし最後に「夢だった世界にはたどり着けないかもしれない」という事を受け入れながら、それでも「もう二度と心折れたりはしない」と努力をしてきたことに誇りを持ち始めます。
それは、自分なりに努力をしてきた意味を見つけたからなのです。
そしてその意味を見つけたからこそ、桜庭は努力をし、努力してきたことを悔いたりはしません。
大切なのはいかに努力していかに勝つかではなく、いかに努力する意味を見出すか。ということに気づいた桜庭の快進撃は私たちの心を動かし熱狂させてくれます!
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以上!
アイシールド21から学ぶ2つのポイントでした!
今回紹介したキャラクター以外にもたくさん天才との才能の壁に苦しむキャラクターや、チームメイトなど仲間と仲違いを起こし、
すれ違う姿も高校生らしいなぁ、と思うところもあり、大人になるとそのままにしてしまいがちなトラブルに対しても真っ直ぐに考え苦しみながら前へと進み解決していく姿がカッコいいです、、笑
とりあえずめちゃくちゃ泣けます、
全37巻ありますが私は面白すぎて2日で読み終わり何回も読み直してます笑
ぜひ読んでみて下さい!(^^)
最後にヒル魔の?名言を紹介して終わります!
どんな凡庸な雄にも一つだけ許された権利があるそれは
群れのボスに戦いを挑むこと
君はその権利を
使って生きても
使わずに生きてもいい
最後までご覧いただきありがとうございました!